というわけで読了したんで感想。今回もなんか黒々としたアレが漏れ出てる気がしますので注意。
先に述べておくと、日車さんは死んでないのではないかなー派です。左腕生えきってるし気絶して剣が消えたけど本人は生きてるから没収は続行している的な解釈。いや普通に宿儺が死んだって言ってるからそうなのかもだけど。でも仮にあのまま死んだとしたら日車の下りまーじでばっさりいって問題ない流れになっちゃうよね？ 何かしらの意味を見出したいんだけど。お前役割果たせてないじゃんってなっちゃうと日車めちゃめちゃ株下がっちゃうんだけど。
いやー憂憂くんの術式ってすごい便利だね。あれ一連の流れって日車さん回収してからの乙骨回収して送り届けてるわけでしょ？ 回数にも距離にも制限なさそうだし今回のMVP枠だと思う。しれっと五条も回収されてたらしいけど、野薔薇ちゃんの前例があるので復活とかそういう期待は持たない方が良いと思う。というか作品の騒動がそもそも遺体回収していれば起きなかったものだし、同じこと繰り返すのは馬鹿ですしね。そしてここにきて家入さんの反転術式について触れるのもなあ。彼女の術式次第では蘇生もありえるんかもだけど、だったらこれまでの死亡で脱落したキャラなんだったのってなるよね。憂憂くんにお願いして高飛びがわりと真剣に最適解な気さえしてくる。
そして唐突に語られる理想の話。全然関係ないけど諏訪部さんが担当されてるキャラクターで理想云々とか言ってると某守護者が頭をよぎるんすよね……ついてこれるかもそうだけど、狙ってやってるよね多分。ぼく今回ここが1番のずっこけポイントでした。鹿紫雲の最期で交わしたやりとり見るに何か目的とか叶えたい願いとかあると思うじゃん。本当に暇つぶしで何も目的ありませんでした、だから今決めましたって何よ……そんなことある……？ そこもうある程度悟ってるキャラですみたいな顔しとったじゃん先週まで。虎杖にイライラしてるというか、彼のこと嫌いな理由は予想していたしそこは筋通ってるけど……自分が持っていないから嫉妬もしていますってダサすぎて絶句しました。
乙骨先輩は安心と信頼の男なので何かしら結果は出してくれると思う。思いたい。でも彼ってすごい難しい立場だよね、前日譚の主人公だからある程度の活躍はさせたいけど虎杖食っちゃうとアレだしみたいな。そこらへん捌き切れるんかしら……。
羂索の残した保険というのがこれだったとしたら、もう羂索は完全退場なんかな。えっっ……うそでしょ……大丈夫なんです？ というかぼくの記憶違いだったら申し訳ないんですけど死滅ってそもそも同化の慣らしだったよね。発動権というか呪霊化した天元を操ることで行うものだよね？ 宿儺が飲み込んだよくわからない光る十字架で術式の譲渡が起きたん？ 術式って譲渡できるものなん？ できるとしてストックした呪霊も一緒に譲渡されるん？ わからん～～～～～。
ラスボスは宿儺になるのだろうし、ラスボスが主人公に対して持たざる者になってるとかそういう対比的な意味では面白い展開になってきていると思う。王道展開といえなくもない。でもなんか……こう、釈然としない自分がいる。今後を様子見たい気分、願望はあれど大分大詰めクライマックスって感じだからひっくり返るんかこれ……？ みらいな疑惑は捨てきれないよね。もうここまできたら卓袱台ごと風呂敷ひっくり返してみんな蘇生ハッピーみたいなぶん投げエンドでも良いような気さえしてきた……。
